Donの初心者のための資産運用ブログ

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投資信託のレバレッジ商品のメリット・デメリット

投資信託におけるレバレッジ商品とは?

 

株価指数や商品価格などの変動に一定の倍率をかけて連動する投資信託のことです。

 

例えば、日経平均株価の変動率に2倍をかけて指数に連動する日経平均レバレッジ・インデックスの場合,株価が10%上昇した場合、日経平均レバレッジ・インデックスに連動するETFは20%上昇します。逆に、日経平均株価が10%下落した場合、日経平均レバレッジ・インデックスに連動するETFは20%下落します。

 

レバレッジ商品のメリット

単純に考えれば2倍のものなら利益も2倍になります。そのため今後上がっていくことが見込まれる場合には,少ない資金でより多くの利益が得られます。

 

レバレッジ商品のデメリット

もちろんもし予想と逆に行った場合,損が大きくなります。

 

その他に減価するという問題もあります。これを例を挙げて説明します。

 

あるレバレッジETF日経平均の2倍のリターンを目指しているとします。100円分このETFに投資したすると。

  1. 1日目:日経平均が10%上昇しました。2倍のレバレッジにより、あなたのETFは20%上昇します。これにより、100円が120円になります。
  2. 2日目: 日経平均が次の日に10%下落しました。この10%の下落は、1日目の終値である120円の10%(12円)として計算されます。レバレッジETFはこれを2倍にするので、24%(28.80円)の損失となります。したがって、元の100円は120円 - 28.80円 = 91.20円となります。

この2日間で元の日経平均は100x1.1x0.9=99円になりますが、レバレッジETFは91.20円となり、8.8%の損失を受けました。これがレバレッジETFの「減価」の現象です。

 

要するにボックス相場(上がったり下がったりする相場)に弱いといえます。

 

レバレッジ商品の例


レバレッジ商品の具体例としては、以下のようなものがあります。

 

レバレッジ商品をおすすめするか

短期売買なら減価問題も小さいのでギャンブル的にやるのはいいと思います。

ただ減価するので長期保持には向かない商品です。